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Vol.08 新技術「光触媒塗装」について考える

新技術「光触媒塗装」について考える

外壁塗装にとって太陽は紫外線によって塗膜を劣化させてしまう存在です。ところがこの紫外線の力を利用して、外壁の表面をいつもきれいに保ち、さらに環境浄化まで行ってしまおうというのが「光触媒塗装」です。前述のフッ素塗料よりもさらに高機能な塗料です。

太陽の光と雨を浴びることで外壁がきれいに保つことができ、耐久性もほぼフッ素塗料と同等とされているので、美観をできるだけ長く保ちたい方にはおすすめです。

その主な機能をチェックしておきましょう。

酸化分解性能

光触媒塗の原理、光触媒は酸化チタンという物質が起こす作用で、光(紫外線)を浴びることにより、触媒作用が起こり有害物質や臭い、汚れなどを水と炭素に分解する効果があります。

親水性能

空気中の水素を引きつけ外壁に付着した汚れなどの下に水分を入り込ませ、汚れなどを洗い流しやすくする親水性能があります。

防汚

光触媒塗装の親水性により、塗膜は空気中の水素を引き寄せ、随時水分の薄い膜が形成されています。これにより汚れは塗膜に直接付着することができず、雨などによって簡単に洗い流されてしまいます。また光触媒には汚れの元ととなる様々な空気中の有害物質を分解する酸化分解性能がありますので、この二つの性能の相乗効果で、外壁を汚れから守ります。またカビや藻などにもこの性能は有効です。

耐紫外線

紫外線は通常の塗膜に限らず外壁や基材にとっても劣化を促進するものです。光触媒塗料は太陽光からの紫外線を80%以上吸収してしまうので、外壁や基材の寿命を伸ばす効果もあります。

地球環境への効果

光触媒塗装は空気中の有害物質の分解も行うので、外気をきれいにする効果もあります。光触媒塗装を行った建物が増えればそれだけ空気がきれいになるというわけです。自動車の排気ガスに含まれるNoxなどの有害物質の浄化作用はポプラの木1本あたりで0.57g/日。この光触媒の塗装が1000平方メートルに行われると、約ポプラの木16本分の浄化が可能だと言われています。さらにこの酸化分解性能をアップさせ、ポプラの木95本分に匹敵する浄化作用を持たせた製品も発売されています。

このようにメリットの多い、新しい塗装技術「光触媒塗装」も外壁塗装のタイミングで検討してみるのも良いでしょう。光触媒塗装を得意とする業者もありますので、問い合わせてみてください。

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おもしろ塗装まめ知識「塗料の色や機能を決める顔料のいろいろ」

塗料の中に含まれるものの中に顔料があります。最近ではインクジェットプリンターでも顔料インクが使われて、この呼び名を知る人も多いはず。では顔料とは何でしょう?難しい言葉で言うと「着色などの目的で用いられる樹脂、溶剤、水などに不溶の粒子」と言うことになります。ちなみに溶解してしまうものは染料といいます。そして顔料には塗膜の硬さや研磨しやすさを決める「体質顔料」、金属の錆発生を食い止める「錆止め顔料」、そして様々な発色をする「着色顔料」があるのです。このほかにも新しい機能を持った顔料が新しく開発されています。

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