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大切にしたいマイホーム。外壁塗装は住まいの長寿命化の鍵!

Vol.02 リフォーム効果の高い外壁塗装、あなたの家の外壁の種類は?

リフォーム効果の高い外壁塗装、あなたの家の外壁の種類は?

Vol.1でお話ししたとおり、外壁塗装は大切な住まいを維持するために機能的な面で必要です。しかし、外壁塗装の意味はそれだけではなく、外観をがらりと変えて住む人の気持ちをリフレッシュしてくれる効果があります。 数年、あるいは十数年に一度は行わなければならない外壁塗装なら、外壁を着替える感覚で色に変化を持たせるのも大切な家を長く楽しむコツなのではないでしょうか。

「前と同じでいいや」と簡単に考えるのではなく、周囲との調和、家のデザインとのバランスなどを考えてみると楽しいものです。自宅の壁の種類を知っていれば、その風合いや特徴によって色も決めやすいでしょう。実際に塗装を依頼する場合の見積もりの予備知識としても、知っておいて損はありません。

以下に代表的な住宅の外壁の種類と特徴を紹介します。

モルタル外壁

モルタル外壁

セメント等で練り上げたモルタルをコテによって仕上げ、その上に塗装を吹き付けた外壁で、ヒビが出やすいのが特徴です。模様には以下のような種類があります。
● 吹付タイル塗装…なめらかな仕上がりで塗料の使用量も少なめ
● リシン…砂壁状で塗料の吸い込みが多く使用量が多くなります
● スタッコ…凹凸の多いスタッコは塗料の量が非常に多く吹きつけタイルの約3倍必要で、作業的にも手間と時間がかかります

サイディングボード

サイディングボード

アルミ、スチール、セメント系など様々なサイディングボードによる外壁も今や主流です。こちらもボード自体の再塗装とつなぎ目の目地のシーリング剤の交換が必要となります。

トタン外壁、板張り外壁

トタン外壁

これらの外壁も再塗装によって長くきれいに保つことが可能です。
トタンには金属塗装、板張りには木部用の塗料を用います。
クギ浮きやサビの発生が起こりやすいのが特徴です。




外壁塗装は住まいの印象を変えるもっとも効果の高いリフォームです。まずは、お宅の状況をよく把握して、どんな外壁塗装が良いかをイメージしておくことも大切です。次回のVol.3では塗料のいろいろ、グレードや機能について紹介していきます。

>> Vol.03 最低知っておきたい塗料の種類とグレードは?

おもしろ塗装まめ知識「天然塗料の代表 漆のルーツは?」

英語で磁器をchinaと呼び、漆器をjapanと呼ぶことからもわかるとおり、日本とは切っても切れないのが漆文化です。漆が日本の歴史に登場するのはなんと縄文時代。中国から渡来したものなのか日本で独自に進化したものなのかははっきりとはわかっていません。最近の発見では北海道南茅部町の垣ノ島B遺跡から9000年前の朱塗りの埋葬品が発見され、漆の歴史を一気に1000年もさかのぼることになり話題を呼んでいます。

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